プリザーブドフラワー

農業女子的目線で見るワークショップ~プリザーブドフラワーアレンジメントLesson~

最近はどこのイベントでも身近になった定番の【講座やワークショップ】。特に内容が「かわいい」「きれい」なものなら、さらに女性のみなさん大好きですよね。参加する機会も多いと思いますが、ここでは農女的な視点からイベントやワークショップについてレポートしていきます。

 

プリザーブドフラワーアレンジメントLesson レポート

プリザーブドフラワー

【内容】

近所の学習センターにて行われた単発のプリザーブドフラワーアレンジメント講座に参加。プリザーブドフラワーとは生花を加工することによって長期保存を可能とするフラワーアレンジメントの一つです。

プリザーブドフラワー

最近だと結婚祝いや新築祝いなど贈り物としてもよく見かけるようになりました。今回は素敵な鳥かごにプリザーブドフラワーアレンジメントを体験。お花の色、数も自分で選べる講座は少ないので特別な体験をさせていただきました。

プリザーブドフラワー

お花を選んだあとは、グルーガンで付けていきます。講師が持ち込んだのは市販されていないグルーガン。仕上がりがより美しく見えるものをこだわって選ばれていて、さすがお花の先生が準備されただけあり道具一つ一つまでうつくしさを感じました。

プリザーブドフラワー

 

【完成品】

2時間ほどで仕上がり完成。

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワー

参加者は自由にアレンジを楽しんでそれぞれのセンスと好みが表現されていて、完成品はどれも美しく魅力的な作品ばかりです。みなさんお家のどこにかざるのか楽しみに持ち帰られました。

 

農業女子的ポイント

さて、楽しかったプリザーブドフラワーレッスン。美しく、想い想いにデザインを楽しんで癒されるのはもちろん、ここからはちょっと農女的視点で可能性をいくつか見てみましょう!

●花は畑で栽培できる!
●花を加工すれば付加価値がつく。(花をプリザーブドにする技術など学ぶ必要はあり。)
●加工する・しないに関わらず出荷できる。
●アレンジメントが得意・好きであればアレンジして出荷。付加価値がつく。
●マルシェ等イベントにて、販売・講座・ワークショップが可能。(繁忙期以外の活動や収入として見込める)

などなど、これが全て1農家としてできれば「6次化」と言えるし、ターゲットも広がるだけでなく顧客化も期待できます。食品ではないことから保健所関係の手続きは必要なさそうなので、6次化を考えていた方で「炊事場を含めた専用の加工場が取れない」なんて方は調べてみてはいかがでしょうか。

 

何をするにも設備や学びは必要ですが、自分が得意や好きな事につなげられる可能性があればよりやりがいも生まれて楽しくできますね。趣味の講座やイベントに参加した際はぜひ視点を変えて参加されると新たな発見に出会えるかも!

 

 

参考講座

プリザーブドフラワー

●講師: 開沼 久則 先生
『開沼久則 花のデザイン教室』を主宰。イベント依頼は半年待ち! 教える生徒の数は年間9000人で世界一。各講座やイベントでも人気の先生です。
●場所:近所の学習センター
●参加費: ¥2000(材料費のみ)
●主催:近所の学習センター

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景井 愛実
【NoujyoLab.農業女子研究所】代表 農業女子のワークライフインテグレーションを叶えるプラットフォーム運営。農ブランド「 Berry's garden」代表。桃生産。農家に嫁ぎ14年。東日本大震災をきっかけに農業に本格的に向き合う。2017に独立。果物の加工品ブランドを立ち上げ。地域飲食事業ブランドと農産物活用サポートを行う。