IMG_1698

【コラム】迷える女性へ。人生に悩んだら、農業女子の先輩に会いに行け!

先日の「あいがも米のイベント」で行ったすとう農産。須藤亜貴さんとは農業女子仲間で、よく事業や女性としての今後について話すことがある。

イベント以外でもよく遊びに行かせていただいていて、海外経験の感覚と元々の性格が加わった素敵なセンスやグローバルでいつも前向きな視点は、女性として、農家として、刺激をもらい学ばせていただいている農業女子の一人。

ところで、そんな亜貴さんを育てた須藤家の”農業女子”がもう一人。彼女のお母さん。4回くらいお邪魔しているのですが、決まって少なくとも30分くらいは亜貴さん母の話を聞くタイミングが自然とある。

亜貴さん母は、いわゆる「農家のお嫁さん」。

お姑さんが大変厳しかったそうで、「大変だったわ」と笑顔で語る。言葉だと『大変』という一言なのですが、その事柄を察するには十分なトーンと雰囲気で語る亜貴さん母。それ以上詳しく聞かなくても『どれだけ大変だったのか』を察することができるのは、私も「農家お嫁さん」だからでしょうか。イベントが落ちついたテーブルを一緒に片付けながらも、笑顔で話す亜貴さん母に見入ってしまった。

何よりさらっと「学ばせてもらったの」という言葉を聞いたときは、確かに私なんかより全然人生経験長いけれど、それでも死ぬまで愚痴や不満が盛りだくさんな人だってたくさんいる中、思わず「どうしてそう言えるんですか」と聞き返してしまう。

——————————–
「自分の軸をもつのよ。」

「軸を知らない人もいる。」

「気にしている暇なんてない。」

「生きてい行こうとしたら、そんな悩む時間はないのよ。」

「『食べること』を悟るタイミングがないからね。でも、それも幸せなこと。』
——————————-

今の私たちは、食べることに困るタイミングはほぼないし、「昔と比べて幸せだと思いなさい」という話でもない。

ただ、「悟っている」ひとの話は奥が深く、同じ言葉でもきっと響くものが違う。

仕事の上で男性と女性と分けることはできないけれど、やっぱり「性」が違えば役割も違う時もある。

世の中の女性たちが「女性活躍」という言葉に必死で追いつくのがやっとの中、農業女子の先輩たちは戦後子どもをおんぶして畑「仕事」をし、食べて生きてきた。いわば「女性活躍」の先駆けであると私は思う。

女性の場合は、まだまだライフスタイルやワークスタイルに「女性」であるからこその悩みも大きい。

そうした時に、「女性として」「母として」「自分として」「仕事に対して」様々に絡み合った課題と悩みを一通り味わい乗り越えてきたのが、他でもない農業女子の先輩方々なのである。

もしこれからの人生、働き方、生き方・・・
例えば、迷ってしまい目的がなく周りと比べて「これでいいんだろうか」とFacebookに噛り付いて人生のヒントを探すなら、または安心したいためだけに「セミナー」に行くくらいなら、「食べて(生きて)いくことの悟り」を知っている人である「農業女子の先輩」に会うことをお勧めしたい。

「農業女子の先輩」は、意外と近くにいる。先輩たちはきっとまだまだひよこの私たちを優しく強く諭してくれる。

そのとき、あなたの今悩んでいる人生の悩み、女性としての生き方のヒントが見つかるかもしれない。

writing:景井愛実

 

 

■すとう農産イベントレポはこちら

保護中: 【農育・食育イベントレポ】「本とカモとおいしいお米プロジェクト」岩瀬書店×すとう農産

61981370_353603885296475_3856869464893030400_n

【参加レポート】5/31農業女子×農業ロボットの開発研究会@飯舘村

農業女子×農業ロボット開発研究会

農業も高齢化が進み、労働力や「ヒト」の問題は全国的に課題が多くそれぞれの立場で解決案を考慮する状況があります。それに伴い一つの方法では、IoTやスマート農業も広がってきているように感じます。今回は、「作業負担を減らすこと」がポイントにはなりますが、そんな農業用ロボットについて体験し学ぶことができました。

今回は、㈱菊池製作所(本社:東京都、工場:福島県内3か所)から、農業女子のアイデアで農業ロボットや介護ロボットなどの開発に参加してほしいというお話が進み、5月31日、会社がある飯舘村にて開発研究会のキックオフミーティングが開催となり、景井も参加して参りました。

㈱菊池製作所は、福島県の「計画的避難区域」にも指定された(今は解除)飯舘村に工場があります。震災後も現地に残り、工場を1日も休止させることなく稼働を続け福島の復興を見守ってきた会社であります。

大学やベンチャー企業と連携し、産官学連携により、ロボット製品の開発から販売までを手掛けています。例えば、人間の筋力を補助する「マッスルスーツ」や災害時に上空から状況を監視する無人飛行機「ドローン」、世界初の4本腕の災害対応ロボット「オクトパス」など、これからの日本にも重要になっていくであろう新しいプロダクトの開発を進めている会社です。

広島工業大学の田中教授から地域におけるスマート農業やIoTの必要性のお話を伺ったり、㈱菊池製作所様から実際に開発の説明を伺い、展示されているロボットを動かしたり、今回の目玉である『マッスルスーツ』の試着をして体験しました。

「マッスルスーツ」について

農業女子全体の感想としては、「すごーい!重くなーい!」というところと、あとはやはり「大きい」ということでした。

【良いところ】:腰をサポートするだけでなく、腰に負担がかからないでらくらく重いものを運ぶことができる。
【改善点】:スーツだけで5Kgあり、後ろに幅が出るため、生産物や作物を傷つける可能性が高く心配。

ということで、まずは何よりサイズの改良を要望しました。また、お値段も50万円前後~とのことで、現実的ではなく・・・そういった補助金がでる県もあり福島県も例外ではないですが、良いものはたくさんの方に利用していただけるようになったらとも思います。

それと、また違う農業女子目線にはなりますが、農家は同居しているお家が多く感じます。とすると介護問題も家で抱えている可能性は高く、大体は歴史があるような(バリアフリーではない)家の場合が多いです。その場合も安心して併用できれば良いなと思いましたので、やはりサイズは大事な要素です。

機械化やロボットに抵抗ある方もいると思いますし、可能であれば自分自身の力だけで作業も仕事もできれば最高です。それでも、少しでも自分はもちろん家族やスタッフの負担を減らせたり、サポートできる方法があるならそれが農業をずっと継続できる一つの方法になるかもしれない。そんな可能性は貪欲に情報を得ていくことは大切だと思います。

私たち、参加メンバーの感想を真摯に聞いてくださっていた㈱菊池製作所の皆様でしたので、今後の改良に期待しています。有難うございました。

参加した福島県の農業女子

まるせい果樹園 佐藤ゆきえさん(真ん中)、スタッフの農業女子の皆様

カトウファーム 加藤絵美さん(左)

CuCu farm 佐々木美穂さん(右端)

東北農政局の鈴木明美さん(左端)

■今年3/10の農村漁村の日に、「新しい女性の農林漁業:発想,仕事,地域,災害」をテーマにしたフォーラムが慶應義塾大学で行われ、景井も講演させていただきました。その時にお会いした元岡山大学の児玉先生が私たち農業女子の講演を聞いて大変共感してくださったのをきっかけに、㈱菊池製作所の今回のロボットのプロジェクトの顧問になられている児玉先生が、「ぜひ福島で会いましょう」とご提案下さりこの会をコーディネートしてくださいました。

■㈱菊池製作所の皆様、児玉先生、教授、関係者様との集合写真。

■この開催数週間前、福島にてカトウファームの絵美ちゃんと、菊池製作所の皆様との顔合わせにお招きいただきました。

【参考】
㈱菊池製作所
http://www.kikuchiseisakusho.co.jp


飯舘村道の駅「までい館」にBerry’sGarden商品入荷中

道の駅にはBerry’sGardenアイテムも入荷中!県内の「道の駅」では、こちらのみ取り扱い中です。

12市町村(原発事故の影響で当時避難を余儀なくされ、これから本格的に復興に向かう地域)で、2017年8月12日に初めてオープンした道の駅。福島の復興のスタートを象徴する道の駅で販売することはBerry’sGardenにとって意味のある事。(「復興」という言葉はもう使いたくないくらいですが、それでも伝わりやすくあえて使います。)取り扱いいただけてとても嬉しいです。

他にも、「までい牛」のソーセージや相馬方面のお土産もたくさん!ぜひこちらもお立ち寄りくださいね。

【Berry’sGarden】https://berrys-garden.com/

【アクセス】
〒960-1802 福島県相馬郡飯舘村深谷字深谷前12-1
Tel:0244-42-1080
http://www.vill.iitate.fukushima.jp/site/kanko/1404.html

img_1520

農業女子のプラットフォームを目指して。Noujyo lab.一周年!

ちょうど1年前にスタートしたこのプロジェクト。私の第一歩。ほそぼそとこじんまりと更新してきました。

ちょうど10年前、嫁いだ時は、まさか私が今こんなに農業やってるとは思いませんでした・・・笑

その中でも、「農業女子」は農業だけでなく、家事や子どもや料理や友達やおしゃれやランチや勉強や・・・日々の暮らしのたくさんのカテゴリーから成り立っています。だからこそ、とんでもない素晴らしいアイデアが生まれたりもしているのです。

もちろん品質や味などの質の話は大前提。
でも、「農業」という仕事が、子供たちと携わる事で本当に尊い仕事だなと感じたことも大切、母としても楽しんでいけたらと思ったのも大切だと感じました。

農業自体はもちろん大変なものですが、私自身が携わる農業も生活の一部として楽しめたら良いな、同じ立場の女性と希望をもってみんなが良くなったらいいな、という想いで「Noujyo Lab.」をスタートしました。今でも、同じように頑張る「女子」たちを沢山の方に応援してもらえる場になれればいいなと考えています。

1年経って、見えてきたことも沢山あります。「農業女子」と浮き彫りにされていますが、昔と変わらず、男性の力は絶対に必要ということ。職人のようなプライドや生産力が欠かせないこと。また、「農業」は趣味でなく「事業」であること。畑にいることだけがすべてではない。経営ができなければ、どんなに良いものも畑も残せないということ。

1年間、がむしゃらにチャレンジしてきました。それは変わらないけど、今年は、少しでも今後の「農業女子」のサポートのヒントになるように、また1歩、ステップアップする予定です。

そして、楽しみながら、しっかりと「農業」と向き合っていきたいと思います。

まだまだ道半ば。これからも、どうぞ、よろしくお願いします。

IMG_1698

 

景井 愛実

img_5004

農業女子による【農業×酪農】のバレンタインを楽しむLesson♡

農業女子による【農業×酪農】のバレンタインを楽しむLesson♡

健康や美容も大切!でも季節はバレンタイン、あまーいチョコも食べたい♡そんな欲張りな女性のために農業女子が贈るバレンタイン特別レッスンを開催します。もちろん畑の様子や農産物についてもお話ししましょう!

Lesson内容

●ささき牧場の牛乳を使った生チョコに、手作りにて自宅でお作りしたドライアップルなどをトッピング。お持ち帰りも可能。
●農業女子スムージーアドバイザーによる基本のスムージーのつくり方。

以前のスムージーレッスンはこちら。
https://www.facebook.com/mana.love.berry/posts/1028753397209365?
※↑内容は変わります


講師は農業女子

「美味しい」はもちろん、農家から見た「季節の野菜・果物のストーリー」についてや健康と美容について、酵素などについてもお知らせできます。

●ローフード・スムージーアドバイザー  景井 愛実(ドライアップルチョコ担当)
●スムージーアドバイザー 片平裕美子(スムージー担当)

ささき牧場cafe

「ささき牛乳」は、63℃で30分間かけて殺菌する低温殺菌の牛乳をつくる牛乳屋さん。一般的な牛乳は120℃で2~3秒程度の高温殺菌牛乳ですが、ささき牧場は、自社で牛乳を殺菌するので、搾乳から最短で2日間で味わえるどこよりも新鮮な牛乳!そんなこだわった牛乳を使って、特別に今回は生チョコをつくります!

http://sasakicafe.com/

ママもうれしいキットパス

今回参加のお子様と参加の方には特別キットパスをご用意♡お子様の成長もパパへのプレゼントにもいかがでしょうか!

開催について

【日時】
2/10 (金) 10時〜12時

【メニュー】
・基本のスムージー 1品
・佐々木牛乳でつくる生チョコ×手作りドライアップルのバレンタインチョコ

【使用材料】
※アレルギーなどの参考に。変更する場合がありますので心配な方は、直接お問い合わせくださいませ。
・基本のスムージー

・佐々木牛乳でつくる生チョコ×手作りドライアップルのバレンタインチョコ
りんご、チョコレート、牛乳

【料金】
¥2,000 (特別料金、資料のための撮影をさせていただくことが条件になります。)

キットパスご希望の方 ¥200

【場所】
ささき牧場café
福島市 佐原字川久保15-1
http://sasakicafe.com/

【持ち物】
エプロン・手拭きタオル

【申し込み】
申し込み先→締め切りました。

お名前
お電話番号
連絡事項に、お子様の参加の有無・年齢

またはnoujyo.lab@gmail.com ・メッセージへ。

*ささきソフトもぜひ帰りに!
*もちろん子連れ可です♩

※画像はイメージです。

img_4668

img_0198

農業女子プロジェクト・商品を”魅せる”写真の撮り方カメラ講座〜東北キャラバン①〜

農業女子プロジェクト・東北キャラバン研修会が11月16日、17日に仙台農政局にて開催されました。

1日目カメラ講座の内容をお伝えいたします。

「写真の基礎から、商品を“魅せる写真”の撮り方まで」


一見、農業と写真はあまり関係ないように見えますが、農業においても「写真」は農産物・商品の価値も決まる重要な役割になっています。

また特に現代はSNSなどの広がりに伴い、畑の様子や商品のストーリーを伝えさらに不可価値をつけるための欠かせないツール。

今回の講座は、そんな魅力的な写真を撮るための基本的な考え方とアドバイスを頂ける内容となっていました。

 △「写真の基礎から、商品を“魅せる写真”の撮り方まで」の講師:コンドウ ダイスケさん(プロカメラマン)

 座学では、基本的な写真の撮り方例とそのポイントを紹介頂きました。

実技。カメラはやはり実際に撮ってみないとどのように映るのかは慣れないと難しいですね。


背景に使うものは、本格的なものではなくてもシーツやアルミホイルなど家庭にあるものでも綺麗に撮れるようです。


作品


△自分の作品。これだと何を伝えたいのかが不透明。乾燥りんごも何なのかいまいちわかりません。


△メンバーの作品。
先生も「衝撃的」と褒めていた作品。「普通のきゅうり」から「顔のみえるきゅうり」に。綺麗に写真を撮る事はもちろん、メンバーの作物の個性も出せることで「この発想が今後のブランディングとなる」とおっしゃってました。

感想

農業女子PJ東北キャラバン第一日目「カメラ講座」。

ポスターやパンフレットはもちろんプロに任せた方が間違いないに決まっていますが、農家の場合は畑にいる時や作業中の一瞬に「今!」という時が多いですよね!

それが大きなプロモーションになる場合も多く、自分で綺麗に写真が撮れることはかなり重要になってきます。

今回はすぐ実践できる内容で指導頂けた事がとても参考になったと感じます。

img_9854-1

参考

【講師】
プロカメラマン
コンドウ ダイスケさん
http://kondoudaisuke.net 


【企画】
農林水産省農業女子プロジェクト
https://nougyoujoshi.maff.go.jp

img_0441-1

親子で楽しく果物・野菜でランチ!農業女子のローフードレッスン

「少しでも農産物の価値を伝えるには?」
「美味しさをしってもらうには?」
「何より楽しく味わってもらいたい!」

本当は、田舎料理でもなんでもいい。でもローフードやスムージーレッスンは、女性が大好きな「美容・健康」に加えて、その先につながる「食育・農育」につながります。

あなたの好きなお料理はどんなものでしょうか?農業に関わる女性なら、もしかするとそこから伝える事もできるかもしれませんね!


ローフードのグループレッスンを福島市ママさんグループにご依頼頂き開催させていただきました!その様子をレポートいたします。

ローフードとは?

「ローフード」とはRow+foodで、全て生で野菜や果物を食べる事を言います。

生きるために絶対になくてはならない酵素。現代人に不足しがちと言われているものの1つに、「酵素」が含まれます。

酵素は加熱すると壊れてしまうので、加熱せず食事をする事で摂取できます。さらに、生の状態でも味や食感にレパートリーを増やし美味しく野菜や果物を食べ、美しく健康になって頂くのが目的であります。

加えて、農業に携わる人間としては、旬の農産物にふれ素材そのままの美味しさやストーリーを体験・実感していただく事を目的としています。

食材を「生」で食べられる事は、本当に新鮮だから。全て火を通さなくても食べられる事ってとても贅沢なことですよね!

メニュー

 
【パスタランチコース】
●クリーム風パスタ
(ズッキーニのパスタと長芋のソース)

●ジャーサラダ
(マッシュルームサラダと食べるりんごと大根のドレッシング)

●スープ
(コーンクリームスープ)

●ドリンク
(りんごと人参のスムージー)

  

  

今日のメインはりんご

早い品種だと10月から収穫始まり、今時期のサンふじは12月末くらいまで。今回使用したのはサンふじです。
 「医者いらず」とも言われるりんごですが、さらにりんごは皮ごと使う事でより栄養価を得られます。そのままだとお子様も食べにくいので、皮はミキサーで撹拌してドレッシングやスムージーにして食べて頂きました。

子どもも楽しむ・学ぶ・食べる

 今回のレッスンは女性であるママたちが楽しめるのはもちろん、お子様にも楽しんで頂きました。

お子様は年齢も小さいので知識 としてはまだむずかしいとは思いますが、味・香り・楽しさ・そしてママたちの楽しんでる雰囲気から「食」の楽しさを五感でちゃんと学んでいます。

普段はお野菜苦手なお子様も興味深々。本当のパスタのようにモリモリ食べていただきました!

帰ってからの食卓でもきっと話題に上がると思います。スムージーやローフードは美容や健康はもちろんですが、そんな家族の会話のきっかけになり、よりみなさんの食卓が豊かになりますように!

講師紹介

農業女子・スムージーアドバイザー・ローフードマイスター:景井愛実

Noujyo lab.として、農業に携わりながら、子育てや女性としてのやりがいや楽しみを提案する活動をしています。

※ローフードマイスターは「フードアクションにっぽんアワード」を受賞し、推進パートナーになっているJALBの日本リビング協会で学んでいます。  

個人レッスン、お友達同士でのグループレッスン、企業・団体様、講師依頼などなどご相談に応じて開催いたします。

お問合せ | Noujyo Lab. ~ring*link~

img_5713

収穫の秋!農業女子スムージーレッスン

いよいよ収穫の秋ー!

食欲の秋ー!

ということで、9月のスムージーレッスンは柿・梨をメインに使ってスムージーを作ります。

先日のレッスンのご報告をいたします。

旬の果物

柿・・・干し柿では、長野県が1位、福島県が日本2位の出荷量!またビタミンCも日本人が良く食べる果物の中ではトップクラス。

酸味も上位の果物に比べて少ないので取り入れやすいのが男性やお子様にもオススメです。

梨・・・.フルーツの中でも低カロリー。虫歯になりにくいソルビトールを豊富に含んでおり、食物繊維も多いので便秘解消にもなります。

レッスンメニュー

基本のピュアスムージーコース

「酵素」を効率よく摂るために果物・野菜だけを使って純粋なスムージーを作ります。その手順やポイント、効果など。

・ピュアグリーンスムージー

・スムージーパフェ

・桃モッツァレラ(特別メニュー)

農家ストーリー

レッスンの目的は、美容健康はもちろん、スムージーを通して「農家を知って、農産物のことを知ってもらおう、食に興味をもってもらいたい」ということで開催しています。

今期最後になるであろう桃のご用意もできたので、私自身の農家嫁ストーリーも含めて桃のストーリーや美味しい裏話もお話しさせていただきました。

ご感想

沢山のご感想、とっても嬉しく今後の励みになりますのでご紹介させて頂きます。

・初体験のスムージー作りに初めて食べる『さくら』と言う品種の桃!すごく楽しくて、すごく美味しかったー(,,>᎑<,,)桃のモッツァレラも、早速作ってみようと思います♡

・ピュアグリーンスムージーは、勿論美味しい!パフェも驚きの美味しさ!
生ココアパウダー、生カシューナッツは初めて見ました。福島ではなかなか手に入らないローフード。桃は最後の品種さくらとモッツァレラのサラダ。贅沢な食べ方ワインが飲みたくなりました(笑)毎朝スムージー生活出来たら良いなぁ。とても楽しかったです。次のレッスンも楽しみです♡




10年ぶりぐらいの再会や親子ご一緒での参加、サポートに駆けつけてくれた同じアドバイザーさん、また「ずっとお会いしたかったんです!」と言って参加してくださった方。。。

もうこんな幸せな「農家の嫁」は居ないと思うほど嬉しい限りです。本当にレッスンが楽しい!私がお伝えする立場にも関わらず、応援の言葉もかけて下さり、参加してくださる方には特にいつも励まされます。

レッスンは私のパワースポットですね!

どんどんレッスンも進化させていけるように頑張っていきたいなと心から思います。

ご参加頂きました方、本当にありがとうございました^^

レッスン予定!

9/23(金) 
農家的秋の果物のスムージーレッスン~身体のつくり方~(スムージー基本コース)

10/7(金)
農業女子のサラダを美味しく食べるレッスン~美味しくヘルシー~(ローフード基本コース)

詳細はまたご案内致します。

先に仮予約ご希望の方は、ご希望の時間帯(午前・午後)をnoujyo.lab@gmail.comまでお問い合わせくださいませ。

img_5547-1

農業女子を応援♡Noujyo lab. マルシェ 開催レポ!

満員御礼!Noujyo Lab.マルシェ盛況ありがとうございました♡

先日、初の開催をした「Noujyo マルシェ」インナービューティーリラックス編!

ちょうど夏の疲れも溜まる頃の開催で大反響でした。その様子をご報告致します。

 

イベント内容

肌も身体も夏のダメージを受けて疲れが出てくる時期、そんな中で農業を頑張った女性へ贈るプラン!そして夏休みを頑張ったママ(自分)へのご褒美にも♡

 

①ベッドトリートメント
(エステティシャン Emi.k)

②フェイシャルトリートメント
(Germe Beaut 長澤マスミ)
img_5575

③スムージー
(Noujyo lab.スムージーアドバイザー 景井愛実)  

スペシャリスト3名によるスペシャル体験3ステップコース♡

頭の先から老廃物を流し、スムージーで更に身体の中からデトックスと酵素の吸収で美白や美容も期待。癒しの時間を堪能していただきました。

 

 

ママサポート

「農業女子は子育て世代」。お子様との来場も安心して参加していただけるように待機室は個室。お子様連れでも安心なように靴を脱いで上がれるサロンをお借りしました!また、出展者メンバーも子育て世代でもあり趣旨を理解し応援したいというみなさま。率先して見守りサポートをする体制となっています。

img_5384

img_5316

 

特別出展

・L’epice (レピス)   

img_5379ピアス、イヤリングなどのaccessoryブランド。通常デザインはもちろん、なんと農家お嫁さんの感性から生まれる農作物イメージデザインのおしゃれに作られているaccessoryは必見♡

天然石の自然な輝きもまさにNoujyo lab.!「きゅうり」デザインも彼女の感性でこんなに品のあるデザインになります。

・Lovetique 

14360471_1079364445481593_1973689858_o

マルシェバッチ、エコバッグやロゼッタの注文、雑貨展示販売。その他、桃や梨の販売なども。

 

 

参加者のご感想

29歳

「農業の女性のため」としていただけることで、日焼け等の悩みも話しやすくとても参加して良かったです。スムージーや作物モチーフのアクセサリーも、6次化やその他の方法についてなども話ができたのがとても参考になった。

また、今までは、家業が優先でしたが、たまには自分が癒される時間も必要だと心から感じました。参加したことで、翌日からまた頑張れました。ありがとうございます。

35歳

農業というお仕事をしていても、女性であることをあきらめなくて良いと思えました。メイクもしたので帰ってから「ママかわいい」と言われて素直に嬉しかったです。農業していても子供に憧れられるように頑張りたいと思えました。農作物の販売なども今後していくとのことで、参加者としてもお客さんとしても毎月開催してもらいたいです。

img_5833

今後の展開

・子育て⇄食育⇄健康⇄美容⇄お洒落⇄癒し=女性
「農業をする女性」は農業がテーマでも、「農業」だけで生きていけない。生活背景も考慮することで女性農業者としてのトータルサポートと可能性も広げていく。

・農業をしている女性だからこそ伝えられる「食」。

・「農業」も「お客様」も身近に。(農業に携わる女性に「子育て世代」も多く、一般のマルシェ開催は土日多いのが実情。子どもたちが幼稚園や学校に行っている間に気軽に出展できる女性向けのマルシェを開催していき、今後の農業への意欲も高める。)

上の3つを目的に開催していきます。img_5381

出展者募集

農業者はもちろん、農業を応援したい方、賛同いただける企業・行政や一般の方で「農業と女性がテーマ」のマルシェに出展ご希望の方は下記までご連絡ください。日程など決まり次第、優先してご連絡いたします。

noujyo.lab@gmail.com

メディア掲載

  2016.9.22

「福島民報 別冊Time 」掲載。

 

img_5418-1

農業女子 福島県農業女子会コアミーティング♡

福島県女性農業者「ふくしま農業女子ネットワーク」の今後の展開

いよいよスタートする福島県主催の「農業女性」のチーム。

「ふくしま農業女子ネットワークメンバー」のコアメンバーです。

今回は、いわき・会津・郡山・福島と広い県内から集まり、県の職員さんお二人と今後の展開についての打ち合わせでした。

・どんな内容を学びたい?

・子育てしながら、どうやっていく?

・勉強会など来やすい時間帯は?場所は?

・すでにやってる方のストーリーを知りたい!

・一般の方にも貢献できる農業にしたい!
などなど、、、

今後、福島で農業を仕事とする全ての女性の活躍と、「食」が良いものであるための初めの一歩の内容を話し合うことができたように思います。

様々な意見を踏まえて、県の職員さんが平等に今後のプランを企画してくださいます。

農業女子=子育て世代

また会場は、県の方が「お子様いても参加できるように!」とキッズスペースが一緒になっているカフェをご用意くださいました!

これはとても嬉しい〜!

まさに「農業女子」は子育て世代。これから女性が将来を見据えて本格的に農業に携わって行こうとする時期に、こういう繋がりが生まれることでよりモチベーションがあがったり、質の良い情報と出会えることで今後につながる可能性が増えていきます。

今までは、お子様がいる方はまだ小さく「会議」や「打ち合わせ」には気が引けてしまい中々参加しづらいのも事実でした。

しかし、農業は昔から子供を畑に連れて仕事をするのがあたりまえでした。またおうちの昔ながらの考えで保育園等に預けられない事情や、数年前だと「農家」というだけで保育園の優先順位が低かったり・・・

もちろん差別的な意味ではなく収入の考え方でなのでやり方もありますし認可外や預ける方法も様々増えてきてはいます。ただ「農家」の場合の女性はそのもっと手前のところの方が多いので底上げをするサポートの一つとして重要なポイント。

そんな中で子連れで参加できる機会がある事は、本当に「女性としての農業」を底上げしていくには必要不可欠だと感じます。

ぜひ、「農家のお嫁さん」や「娘さん」、興味のある方は就農年数や毎日の作業時間関係ないので、今後の参考に参加されてみてはいかがでしょうか?

本当に行政の力をお借りしてできるなんて本当にありがたい機会。

こんなに応援してくださるサポートがあるのだから、私たち生産者は、これからさらに美味しい作物を作れるように頑張らなくちゃですね!

参考

●福島県「ふくしま農業女子ネットワークメンバー」(仮) 募集内容。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/36021c/nougyoujoshi-network-bosyuu.html

●今後の予定
11月中旬・・・現地研修会
12月・・・第二回 農業女子会
1月下旬・・・セミナー・シンポジュウム

img_1270

美容健康にも?!農業女子がレストランで見つけた「畑」~イタリアンで出逢う~

あらゆる食べ方

果樹農家では意外とメジャーなんですが、あまり知られていない食材で「若桃」があります。

いきなりですが、この下の写真の中で「若桃」はどれでしょう?わかりますか?
小桃サラダ

正解は、左真ん中の緑の梅のようなものが「若桃」です。「桃」というとイメージはピンクの大きな丸ですが、これは、桃が成長する前の赤ちゃん。成長途中で取らなければならないものなのです。

そしてその数は一本の木から膨大な量。「摘果」の時期は畑一面がうめつくされるほどの実がおちています。加工しなければ、捨てられてしまうだけなのです。

畑での様子

「若桃」の大きさはこのくらいです。「摘果」と言って、果実がなりすぎると大きくなった時にぶつかりあって成長できなかったり、傷がついたり、枝に負担がかかったり。それを避けるために行う作業の事を言います。

また、その中でも、形がすでに小さいものや、写真のように胚が二つになっているようなものを間隔をバランスよく選んでとっていきます。意外と難しく責任重大な作業。

ちなみに二胚の若桃は大きくなるにつれて実まで割れてしまい美味しくいただくことができません。そのため優先的により質の良い実を残すためにとってしまうのです。

小桃

 

若桃の栄養価


若桃は、まだ皮も種も柔らかく 栄養価の高い種まで食べることができます。桃はポリフェノールが豊富です。その中でも、美肌には欠かせない保湿成分のひとつ「セラミド」が若桃の場合、小麦胚芽の13倍!
健康にも美容にもばっちりな食材。でも、採れる時期は本当に一瞬。実は業者さんから、「まだありませんか?」と問い合わせがあるほど。今だけ食べられる貴重な食材です!

味のバリエーション

こちらはサラダに合わせてマリネ!種がまだやわらかいので丸ごと種も皮も食べられます。食感は硬いきゅうりのようです。
小桃

スイーツには甘煮で。とはいえ形もそのままで食感は硬い柿よう。
IMG_1272

どちらの味付けも大きな桃とは違いますが、とても美味しい!そして本当は捨てられるだけの小さな実。それがこんなにおしゃれに美味しく食べられる事は本当にうれしく、シェフが直接農家とコミニュケーションをしている証拠です。
ぜひ見つけたら貴重な桃の赤ちゃんの味を味わってみてくださいね。

RESTAURANT参考

trattoria La・Egao
〒960-1102 福島県 福島市福島県福島市永井川字松木下9-1
024-544-1001